MESHのSDKでIRKitのソフトウェアタグを作った話
結論から言いますと
成果物はこれ↓です。
MESHがiPod対応してくれたので
iPadが無いわが家では、カラフルな重さの無い文鎮と化していたSony MESH™ですが、最近iPodにも対応してくれたので、気軽に弄ることが出来るようになりました。
また、先日、MESH SDKが限定公開されたので、実装仕様をチェックしたうえで、IRKitのタグを作ることにしました。
できました
今のところ、ローカルな環境限定ですが、事前にIRKitのIP Addressさえ指定しておけば、任意の赤外線リモコンコードの学習・発行が可能です。
使い方
IP Addressの準備
こちらを参考に、IRKitのIP Addressを準備しておきます。
取得できましたら、IRKit tagのSetup画面にある"IP Address"の値として、入力します。
リモコンコードの学習
あらかじめ、対象のリモコンコマンドをIRKit本体に向けて発行しておきます。
その後、MESH Canvas上でIRKit tagの"Learn"コネクタにボタンタグ等を接続し、実行してください。
これでリモコンコードがタグ内に保存されます。
リモコンコードの発行
MESH Canvas上でIRKit tagの"Send"コネクタにボタンタグ等を接続し、実行してください。
IRKit本体から、リモコンコードが発行されたはずです!
まさかの落とし穴
久しぶりにIRKitについて調べてみたら、なんと脆弱性対応のため、新バージョンのIRKiに対しては、新しいWebAPIに対応する必要があることがわかりました。
早速対応します。
要はHTTPのヘッダ部に
X-Requested-With: curl
を追加するだけで良い
という話ですので、以前のコードに対して、下記のような変更を加えて、動作することを確認できました。
IRKit ver2.0, 3.0両方で動作することを確認済みです。