MESH™ 風鈴を作った話
きっかけはアイディアソン
2014年の夏頃に、Sony MESH™を使ったアイディアソン に参加したのですが、その時のアイディアについては放置していました。
久々の飛び石連休を使って、これを実現してみようと思います。
当時の発表スライド(の一部)
他にも発展アイディア等ありましたが、今回のベースとなる部分だけ。
導入。
夏の暑い日だったので、風鈴とか良くない?
でも、風鈴で知恵袋を検索すると皆さん困っているのが騒音問題。
風鈴の音が嫌いな人だっていますよね。
そこで、Sony MESH™を使って、風を感じる部分と、音がなる部分を分離して、上記問題を解決しましょう!
これが実現できると、他にもこんな良いことあるよね。
以上の内容を発表していました。
早速、できました。
MESH™ 風鈴。
音が鳴っている様子はこちら。
スピーカーMESH™タグなんてのはないので、iPod Touchから直接、音を出しています。
作り方
MESH™ 風鈴HW
準備するのは、下記の材料。
- MESH™ moveタグ とその箱
- たこ糸
- 小さめのヒートン × 3
- だいたいの家庭に1つはある、ドーナツ状の木材
- たこ糸が4本通るサイズのビーズ
ドーナツ状の木材は、良くヤスリがけした後、キリを使って等間隔に穴を開け、そこにヒートンをねじ込みます。
ねじ込んだものがこちら。
ヒートンにたこ糸を通して、三本のたこ糸をビーズに通したら外側はほぼ完成です。
今度は、風を受ける所を作ります。
といっても、MESH™が入っていた箱の蓋と中蓋?を切り取るだけです。
先ほど切り落とした蓋とMESH™ moveタグをたこ糸とテープを使って繋ぎます。
MESH™ moveタグの上面にもたこ糸をつけて、先ほどのビーズに通したら完成です!
ここのたこ糸の長さは、上手くmoveタグが風になびいて外側に当たるように微調整してください。
試しに外に吊るして、家の中で音を出してみましたが、見事に外部の風を感じることができました!
上手く行きすぎてちょっとびっくり。
MESH™ 風鈴SW
キャンバス側も紹介しておきます。
以下の通りですが、風鈴の音はランダムに複数種鳴るようにしておくと、それっぽいです。
うちには本物の風鈴が無く(笑)、風鈴の音がとれなかったので、コップを叩いた音を二種頼録音して、それを使っています。
考察・感想
- 風を使ったアイディアは、風鈴以外でもなんかできそう
- 風鈴の外観はもっと凝ることが可能。和風・洋風色んなものが作れそう
- 「振動を検知したら」だと誤検出することもしばしば。加速度の生値取りたいなあ