IRKitってすばらしい! その1
注意
過去の記憶を遡って記載しています。20150623記
2014の夏
は個人的にIoTブーム、特にスマートホームブームがやって来ていました。
(非公開ではありますが、)私は個人的に、それにむけた指向性無しリモコンを作っていたのですが、困ったのは、そもそもWi-Fiで操作できる・API公開されている機器が圧倒的に少ないこと。
また、あっても価格が高かったり、すぐに買い換えないものであったりします。
※さすがに、これを機にエアコンを買い換えよう…とはなりません。
ただ、既存の機器にも、大抵は赤外線を使った(指向性の)リモコンがついています。 これを利用してスマートホーム化を実現してみようと思いたちました。
ソリューションの検討
世の中には、赤外線⇔Wi-Fiの変換をしてくれて、かつAPI公開してくれる、有難い機器が存在します。
財布と妻の顔色を伺いながら、比較しました。
機器名 | 価格†2 | デザイン | API公開 |
---|---|---|---|
iRemocon | 22,400円 | 好き | ○ |
Pluto | 13,800円 | 普通 | 非Open†1 |
eRemote | 6,700円 | 普通 | 非Open†1 |
IRKit | 7,700円 | 好き | ○ |
†1. 非Openとは、問合せしないとAPI仕様がわからない事を意味します。
†2. 価格はAmazon価格。
以上の結果、(タイトルでネタバレしてますが)ギリギリ予算内で、かつ、要件を満たすIRKitを選択しました!
早速注文
したら、すぐに来ました。
思った以上に小さくてびっくり!
小さすぎて、軽すぎて、逆に本当に動くのかな?と心配になるくらいです。
IRKitの特徴
- Arduino inside. 未使用ピン引き出し済!お好きに改造可能。
- Open Hardware(回路、外装データ)
- Open Source(SDK).
- Open API(JSON).
- おうちの外からも、スマホからリモコン操作できる。
- 個人で作られている。スゲェ。
あぁ、もうお腹いっぱいです。
まずは純正アプリを使ってみる
純正アプリはiOS向けにしかアプリが提供されておらず、私のスマホは、iphoneではないので、妻のiPod touchを使わせていただくことに。
Wi-Fi接続までの導入では、これ以上無いくらい丁寧な説明がありました。
とりあえず、おうちの中にあるものを配置してみました。すぐに画面いっぱいになります。
分かりやすいUIで、難なく使えました。 ただ、日常用途で激しく使うためには、もっとおうち向けにカスタマイズが必要です。
次回から、早速ハック開始。